『祝い金』に左右されてはいけない!

転職が決まった看護師に転職祝い金を支払うエージェントは今もたくさんあります。でもそこに目が移ってしまうことは、あなたにとって何のプラスにもなりません。その理由は、時代の流れとともにナース転職事情が変わってきたことにあります。

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祝い金で競う時代は終焉している

「転職祝い金30万円!」
数年前までの看護師転職サイトでは、当たり前のように見られていた言葉です。
言い換えれば。看護師が売り手市場であるのをいいことに、転職したい看護師をお金で買っていたわけです。とりあえず高い祝い金を出してでも看護師をかき集め、高い紹介料を払ってくれる病院や施設に紹介する。そのような構図ができていて、各エージェントとも「お金で釣ろう。そして売ろう」という流れができてしまっていたのです。
記憶にある中では、50万円くらい出していたエージェントもあったような。。

しかし、祝い金目的で流れてきた看護師が、そんなに長続きすると思いますか?もちろん続きません。3ヶ月で退職してまた登録し、祝い金をもらおうという転職専門ナースだっていたようですから。笑い事じゃありませんよね。

求人者である病院や施設は、当然ながら質を求めてくるようになります。
紹介料を30%(年収500万円なら150万円!)も出して続かない看護師を送ってくるなら、君の会社とは縁を切る、そういう流れができて当然でしょう。適正な紹介料がまだきっちりと落ち着かず、「看護師はお金になる!」と、看護や医療について何も知らない業者が溢れていた時代は自然と終わり、いわゆる「使えない人材会社」は淘汰されていったのです。
研修などで医療機関同士がつながることもありますから、悪評が早まるのは早いということですね。

祝い金がない会社ほど根拠のある自信を持っているということ

money0-95荒れた時代は過ぎ去り、看護師転職エージェントは信用を武器にし始めます。ネームバリューではなく、あくまでも信用です。
もちろん、祝い金全盛期であってもきちんと信用を得ていた会社もあります。そういうエージェントが今でも残っているわけです。紹介料の相場も安定したため祝い金合戦も収束し、今度は医療機関からの信用だけではなく、転職したい看護師からの信用も得なければならない時代になってきました。エージェントの今はまさに、看護師からも医療機関からも信用されるような仕事をしないと生き残れない状態になっています。

看護師側としては望ましい状況になったというわけです。
今、エージェントのコンサルタントは、いかに登録した看護師に満足してもらい、希望に合わせた職場を紹介できるかを考えながら親身に動いてくれます。もちろん情報収集にも力を入れ、コンサルタント自身が看護のことを学びながら、看護師の気持ちを考えた対応をしてくれています。
看護の世界はまだまだ女性が多く、転職ひとつにしても「クチコミ」が働きます。ネットの発達も相まって、看護師にも医療機関にも良い紹介をするエージェントが優先されるようになってきたのですね。

結論としては、祝い金に目が眩んで飛びつくのではなく、きちんと親身に対応してくれる自分に合ったエージェントを選ぶことを優先しましょうということです。